自分を大事にできていますか 3
「私なんて」が口癖の人はいませんか？
他の人に対しては
「あなたならできるよ！」
「大丈夫！やってみよう」
「すごい！なんて素敵なの！」と
応援したり、褒めたりできる。
ご自分に対しても、同じように言ってあげていますか？
「私にはできない。無理」
「私なんかにそんなこと、やれるはずない」
「なんで私ってこうなんだろう…」
「私なんて…」
こっちの言葉がけの方が多い人はいませんか？
『言霊』という言葉をご存知ですか？
言葉にはエネルギーがあります。
先ほどのような否定の言葉をご自分にかけていると、それが呪いのように自分に染み込んでくる。
そして本当に
「できない私」になっていきます。
今回のクライアント様も
「できない」
「私なんて」が口癖です。
セッションでは、できないと思う最初の原因が何か、掘り下げていきました。
すると、愛を知らないご両親に育てられ、ご自身も愛されるというのがどういう感じがするのか、全く知らずに育ったことにいきつきました。
「忘れてたけど、お母さんに可愛がってほしかった。いい子だねって言ってほしかった。つらい時は心配してほしかった。寄り添ってほしかった」
ぽつりぽつりとそう言って、愛をもらえなかった過去を思い出し、しばらくぼう然とされていました。
親から愛してもらえなかったことは、
「自分は親に愛される価値のない子なんだ」という思考になってしまいました。
「私ができない子だから愛されない」
「私は愛される価値がない」
それを当然と思ってしまったのです。
なぜ、そうなったのか。
この方のハイヤーセルフに聞いてみます。
すると、
「愛されないってどんな感じがするか、どれだけ寂しいか、苦しいか」を学ぶために、このご両親を選んだことがわかりました。
そこで、それを学び終えても良いか確認し、許可が出れば学び終えるようにしていきます。
クライアント様はきちんとご自分の感情に向き合い、許可がおり、これを学び終えることができました。
次に、この「私なんて…」の思考を手放すにはどうしたら良いか、この方がもっと幸せになるにはどうすれば良いかのメッセージを受け取ります。
そして必要なエネルギーを送り、潜在意識を書き換えていきました。
このクライアント様はこのセッションからしばらくして、次のような感想をくださいました。
「自分は大丈夫！って思えるようになりました。そして、誰かの役に立ちたいって思うようになりました。傷ついたことのある私だからこそ、人を癒すってこういうことだよ、自分を大事にしたら人生が変わるよって自信を持って伝えられます」
「私なんて」という呪いが解除されると、自分の持っている力に気がつくことがあります。
それを発揮して、人に良い影響を与え始める人もいます。
あなたの呪いが解除されたら、どんな力を持つあなたが出てくるのでしょう？
あなたはその力で、どんな貢献をするのでしょう？
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